古宮九時 Babel 全4巻

Unnamed memoryと同じ舞台で、数百年後の世界。Unnamed memoryまで読んでいるので、おそらくあの人たちが出てくるとは予想ができる。言語に対する考え方が面白い。英語は、聞き取ることは難しいけれど、単語の意味が分かれば結構理解できるので、構成はそれ…

 古宮九時 Unnamed memory-after The end- 1巻

あらすじは販売サイトでも参照してもらったら、とおもう。前作とかBabelを読んでいたほうが面白い。 身体的なピークは比較的若いうちにあって、そこからの落ち方は結構激しく、自覚できることも多い。一方で、思考など、脳の活動については、もちろん同時期…

 古宮九時 Unnamed memory 6巻

面白かった。万が一未読の人がここの読んだとき、面白さを損なわないように感想を書くのが難しい作品だ。内容にはほとんど触れない感想となった。とはいえ、基本的には内容そのものの感想を書くのではなく、読んで気が付いたこととか思ったことを書くように…

 古宮九時 Unnamed memory 5巻

この巻も面白い。ちゃんと着地するのか、と思いつつ読んだ。小説では美男美女の登場人物が出てくることが多く、作品としてはもちろん面白く読んでいるのだけれど、周辺の人物に感情移入することが多い。流れ弾に当たって死ぬ人や、強大な武器や魔法で一気に…

 古宮九時 Unnamed memory 4巻

まだ途中だけど、これ以降は、もう直接内容に触れるような感想は書かないこととする。少し調べたら中身に触れている感想もたくさん見つかるけれど、それを増やす必要はない。面白いと感じたことははっきり記載しておこう。これを書いている時点では、まだ5巻…

 古宮九時 Unnamed memory 3巻

ちょっと詳しく書くと興を削ぐので曖昧に書くけれど、これまで読んだことが無い設定があった。この設定は読んだことが無いのでは、と思う。 そういうわけで、この巻については直接的な感想は書かないし、もしかしたらこの後も書かないかもしれない。それに触…

 古宮九時 Unnamed memory 2巻

ちょっと自分とは能力も立場も違いすぎて共感はできないけれど、能力に優れた人も、それはそれで苦悩があるのだな、と想像する。2巻では、ティナーシャの若いころ(見た目はずっと若いけれど)の出来事が描かれている。若いままでいることと、その状態が解か…

古宮九時 Unnamed memory 1巻

以前から読んでみたいと思っていたのだけど、ちょっと値段が高めなので何かのキャンペーンで安くなったときに買おうと思っていた作品。何かのキャンペーンで買っても読んでいない本はすでに何冊もあるのだけれど……。それはさておき、キンドルアンリミテッド…

 ワンワン物語 ~金持ちの犬にしてとは言ったが、フェンリルにしろとは言ってねえ!~

疲れているときに、何も考えずに読むのにちょうどいい。ヒトと動物では味覚が違うとか、そういうことも考える必要はない。登場する生き物は、外側は異なっても中身はヒトであり、大きさが変われば質量も変わる不思議な変装。大きくなったら自重で動けなくな…

 佐々木とピーちゃん

いろんな世界観をごちゃまぜにしたらどうなるかを試しているような作品。現実と異世界を行き来し、現実の製品を異世界で高く売る、という流れは正直嫌いだ。主人公は、ヒトが移動するとウイルスを運ぶかもしれないなどと考えつつも平気で行き来するようにな…

小川一水 天冥の標

全10話として始まった、壮大なSF。一応1巻から順に読んでいるけれど、それぞれ独立していても楽しめる。ここで終わり?というところもあるので、全部読んだ方がより楽しめそうではある。今は6話まで読んだ。最近、ある程度既刊作がある作品でも、一気に読む…

鳳乃一真 龍ヶ嬢七々々の埋蔵金

世界中の遺跡からびっくりアイテムの収集につとめていた少女が殺害されたのち地縛霊としてあるアパートによみがえり、そのアパートに引っ越してきた少年を介して外部と交流する。ある意味安楽椅子探偵、ではない。七々々は多くを知っているけれど、今を知ら…

佐伯真二郎 おいしい昆虫記

虫はずっと苦手なのだけど、歳を重ねるにつれて寛容になってきたのか、部屋の中に出る程度の虫は気にならなくなった。と入っても、ほとんど見ることはなくて、時々蜘蛛が出てくるくらい。 虫を食べるのは想像もしたことがなく、蜂の子ぐらいなら食べられるか…

 オキシタケヒコ 筐底のエルピス

筺底のエルピス -絶滅前線- (ガガガ文庫) 作者:オキシタケヒコ 小学館 Amazon 円城塔の推薦文が目立つ帯で、気になっていたものの、手を出していなかった作品。停時フィールドという、時間と空間を固定することで様々な効果をもたらす場を操ることができる…

 森博嗣 お金の減らし方

お金の減らし方 (SB新書) 作者:森 博嗣 SBクリエイティブ Amazon これまでの森博嗣さんのエッセイはたいがい読んでいる。芯となる話はおおよそ一貫しているのだけど、この視点から見るとそういう話し方になるのか、という点が面白い。 どんなものにお金を使…

 芝村裕吏 猟犬の国、猟犬の旗

猟犬の國 猟犬シリーズ (角川文庫) 作者:芝村 裕吏 KADOKAWA Amazon 猟犬の旗 猟犬シリーズ (角川文庫) 作者:芝村 裕吏 KADOKAWA Amazon 日本で活動する、海外出身のスパイが暗躍する物語。本人は末端の、いつでも切り捨てられるとの認識だけど、上司からは…

 芝村裕吏 統計外事態

統計外事態 (ハヤカワ文庫JA) 作者:芝村 裕吏 早川書房 Amazon 今回は統計を題材として、解析官が活躍する物語。会話が芝村裕吏らしい、といつも思う。騒いでいるようで、淡々としているようで、面白い。内容に触れずに感想は書きづらい作品だ。意図的にそう…

 日向夏 女衒屋グエン

女衒屋グエン (星海社 e-FICTIONS) 作者:日向夏 講談社 Amazon 薬屋のひとりごと、で有名な日向夏の作品。舞台はどの程度重なっているのかわからないけれど、中世中国に近い世界。科挙とかがあるのでそのものをイメージしているのかも。醜い部分はあまり書か…

アマゾンプライムでみたアニメや映画

連休中にどこにも行くことがなく、せっかくアマゾンプライムに入っているので、と思いいくつか映画を見た。 プライムへのリンク方法がよくわからないのでDVDか本にリンクした。 ・蜜蜂と遠雷 蜜蜂と遠雷 松岡茉優 Amazon 悪くはなかったけど、原作の内容を考…

 城平京 虚構推理

虚構推理 スリーピング・マーダー (講談社タイガ) 作者:城平京 講談社 Amazon 虚構推理短編集 岩永琴子の出現 (講談社タイガ) 作者:城平京 講談社 Amazon 半額分ポイントが戻るのか実際に半額だったのかは忘れたけど、購入していたものを最近読んだ。もとも…

 ワクチン・レース

ワクチン・レース〜ウイルス感染症と戦った,科学者,政治家,そして犠牲者たち (PEAK books) 作者:メレディス・ワッドマン,Meredith Wadman 羊土社 Amazon ワクチンができるまでの物語。Kindleで買ったので厚さを今一つイメージしないままに読んでいたら、思い…

 三体 

[まとめ買い] 三体 作者:劉 慈欣 Amazon それぞれ読んだ直後に感想を書いた。 1巻 少し前から中国人作家のSFを少しずつ見かけるようになり、海外でも評価が高い作家がいることは知っていたけれど、積極的に情報を集めてはいなかった。地球往事シリーズ(?)…

 What is Life 命とはなにか

正直特に目新しい話はなかったけれど、全体として思考がきれいに整理されているので、あまり遺伝子がどうとかDNAがどうとかに馴染みがない人にいいかもしれない。 ニック・レーンの話をすこし噛み砕いた感じで、これが面白かったらニック・レーンの本を読め…

[読了] 新しい人体の教科書 まだ流し読みしかしていないけれど、この本を一人で書いたのか、と感心するばかり。文章を読んだだけではわかりにくいことも、的確なイラストが掲載されていてとてもわかりやすい。それでも難しい部分はあるけれど、ここまで丁寧…

[[読了]佐藤究 ANK Ank: a mirroring ape作者:佐藤 究発売日: 2017/08/23メディア: 単行本ダヴィンチのプラチナ本だったのが読むきっかけ。あまり著者のことは知らなくて、各編集者のコメントからSFらしいということが分かったので、読もうと思った。最近SF…

[読了]ニック・レーン 生命、エネルギー・進化何かの書評で発売されたことを知り、少し遠い大きめの書店まで足を延ばして買いに行った。手に取ってみると意外と軽い。紙の質が違うのだろうか。もちろん内容には影響しないし、字が見づらいこともないのだけど…

[読了]CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術の発見 CRISPR-CAS9については、発表の少しあとからノーベル賞候補との話題が出ていたので多少知っていたものの、現状どこまで進んでいるのかはあまり知らなかった。本作は、CRISPR-CAS9技術を開発したエマ…

[読了]三上修 電柱鳥類学 電線にスズメが止まっているのを見かけることは多い。よく見ると雀ではない鳥も多い気がする。住んでいるところは田舎なので、トビが固まって止まっている区域もある。あまり、多種が固まって止まっているところを見たことはない、…

[読了] ランドスケープと夏の定理 ランドスケープと夏の定理 -Sogen SF Short Story Prize Edition- 創元SF短編賞受賞作 作者:高島 雄哉 発売日: 2014/08/11 メディア: Kindle版 一つのアイデアを広げて描かれた作品。冬木糸一さんの紹介文を見て買った。あ…

[読了] 郡司めぐ キリン解剖記 キリン解剖記 (ナツメ社サイエンス) 作者:郡司芽久 発売日: 2019/07/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) とても面白かった。本の構成上いろいろと省略しているのだろうけど、これは研究の過程が書いてある本だ。テーマを決め…