アンディ・ウィアー プロジェクト・ヘイル・メアリー

 

 

よほど評価が高いのか、ずっとお勧めに上がっていた作品。感想を少し見てみたら、ネタバレになるので書けないがとにかく面白い、との意見があった。確かに、読んでみるとその通りで、とても面白かったけど内容について触れるのは避けたい作品だ。

ということで、本編には関係があるようなないようなことを少し書こうかな、とも思ったけど、それはそれであまり面白くないので、今回は内容については何も書かないことにした。本作を読んだのは土日だったのだけど、冒頭は金曜日に帰宅してから読み始めた。これは、土日にじっくりと読みたい作品だと冒頭の数パーセント(キンドルなので)を読んだ時点で思ったので、土日にじっくりと読んだ。普段はテレビやラジオを付けたまま本を読むことが多くて、その方が集中できる場合もあるのだけど、今回はほぼ無音状態で読んだ。途中からパーセント表示をやめて、いつ終わるかわからないことも楽しみながら読んだ。とてもいい読書体験だった。

今は、初代キンドルオアシスを使っているのだけど、一回の充電でだいたい本が2冊(読む側のスピードに依存するだろうから誰にでも当てはまるものではない)読めるくらいだ(実際は並行して読むことが多い)。eInkの切り替わり方にも慣れ、バイス由来のストレスはないと言ってもいい。目が疲れないかどうかはわからない。だいぶタブレットでの読書になれてから、キンドルを使うようになったので、タブレットでもそんなに目は疲れない。結構思い切って買ったのだけど、その価値は十分ある。裸眼で本を読んでいるのだけど、文字の大きさを好みの大きさにできるのは良い。時々ものすごく字が小さい本があって、そういう本はなかなか読み進められずにいる。中国の市場からキンドルは撤退したようで、日本でもいつ読めなくなるかはわからないという。いきなり読めなくなることはないと思うので、通達があればダウンロードしておこうとは思うけど、その時は未読の本だけでも良いかもしれない。お金に余裕があれば、バックアップ専用の端末を買うのもひとつだろう。大人になってからは、一度読んだ本を読み返すことはほとんどないので、読めなくなることの弊害はあまり感じないかも(未読の本は読めるようにしておきたい)。