2008-01-01から1年間の記事一覧
魔性の子 (新潮文庫)作者: 小野不由美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/09/30メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (130件) を見る 小野不由美さんの「十二国記」シリーズ外伝といえる作品。どうして今まで読まなかったのかな、…
インノサン少年十字軍 上巻 (Fx COMICS) (F×comics)作者: 古屋兎丸出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2008/10/21メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (27件) を見る 大人になる前の、少年を描かせたら天下一品の古屋兎丸さんの作…
不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,TAGRO出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/12/05メディア: 新書購入: 4人 クリック: 123回この商品を含むブログ (135件) を見る これは久しぶりに反則だな、と思いましたが、…
禁断のパンダ作者: 拓未司出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2008/01/11メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 34回この商品を含むブログ (82件) を見る 話の流れ自体は途中から分かってしまうのですが、料理の描写がとてもいい。実際には味覚音痴(とい…
バカとテストと召喚獣5 (ファミ通文庫)作者: 井上堅二,葉賀ユイ出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2008/11/29メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 52回この商品を含むブログ (125件) を見る これは面白かった。コメディだと承知の上で読みつつも面白…
部屋の本を整理していたら出てきました。6巻から引越しのときに片付けてしまって読んでいなかったので読みましたが、結構話を覚えているものです。こういった続き物って出来るだけその時期に読みたい気持ちもあるし、まとめて読まないと細かい部分を忘れてし…
これまでの2作は結構楽しみながら読んだし、この作品も面白いと言えば面白いのですが終わり方が今ひとつ。そんなずさんなまとめ方で、きちんと収束するのかなと思いました(物語の話)。この作品はこれで終わりのようです。もしかしたら岡野が主人公で書くとあ…
相変わらずの純情キャラが登場します。いまどきこんな子いない、というのは簡単かもしれませんが、見えないだけで実はいるのではないかとも思っています。逆に、少年のほうはませすぎていて、顔も頭もいい少年がここまでいい子になるのかとか思うくらい。 大…
迷宮のファンダンゴ作者: 海野碧出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/10/20メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見る 水上のパッサカリアに続く第二弾。今回は主人公がサバイバル生活をしていた頃の淡い恋を抱いた相手が登場しま…
これは帯がかなり頭にきました。これを書く必要があるのかと思う。米澤さんの作品は好きだし、楽しみにしている作家なので本当にがっかり来ました。見なければいいのに、と言う人もいるかもしれません。普段はあまり帯を見ることはないのですが(読み終わって…
武士道セブンティーン作者: 誉田哲也出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 65回この商品を含むブログ (122件) を見る面白かった。武士道シックスティーンに続く作品です(リンク先は感想)。作中では武士と武者の違い…
ロードムービー作者: 辻村深月出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/24メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (69件) を見る 辻村深月さんの短編集。ハードカバーにすることもなかったのでは、と少しだけ思いましたが、面白かったので良し…
ファミリーポートレイト作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/11/21メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (140件) を見る 桜庭一樹さんの家族もの。最近そういう傾向が強くなったというわけではではないけれど、家族をテーマ…
フォークの先、希望の後 THANATOS (講談社ノベルス)作者: 汀こるもの出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/07メディア: 新書購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (25件) を見る ライトノベル風ではあるものの、なんとなく新書のほうがしっくり来…
荒野作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/05/28メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 85回この商品を含むブログ (198件) を見る これまで第一部と第二部がファミ通文庫で刊行されて、理由はわかりませんが三部は出なかった作品。第二部まで…
長い。途中で一端挫折してしまいましたが、半分以上を読んでいたのでこれはがんばる(必要があるのかはわからないにしても)しかない、と読み進めました。 たぶん、世の中では絶賛されるのだろうな、と思う文章ではあるのですが個人的にはあまりあわなかった。…
チェーン・ポイズン (100周年書き下ろし)作者: 本多孝好出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/30メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 17回この商品を含むブログ (73件) を見る特に何の楽しみもない、特に未来に期待も持てない36歳の女性がふと漏らした「…
もともとAi(オートプシー・イメージング)の普及のために書き始めたそうなので、話の展開としてはこうなっても当たり前なのでしょうが、なんだか今回は普及色が強すぎたような印象です。読ませる力はすごいと思うし、面白いといえば面白いのですが、小説とし…
武士道シックスティーン作者: 誉田哲也出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/07/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 85回この商品を含むブログ (159件) を見る かつて剣道をしていたのでちょっとだけ気もちが分かる部分も有る小説でした。剣道をしてい…
西洋骨董洋菓子店 (1) (ウィングス・コミックス文庫)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 新書館発売日: 2008/05/27メディア: 文庫 クリック: 16回この商品を含むブログ (34件) を見る西洋骨董洋菓子店 2 (WINGS COMICS BUNKO)作者: よしながふみ出版社/メー…
海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)作者: 吉田秋生出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/10/10メディア: コミック購入: 30人 クリック: 125回この商品を含むブログ (256件) を見る 淡々と描かれているけど面白い。「自分が傷つけ…
パンドラVol.1 SIDEーA作者: 講談社BOX出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/02/04メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 198回この商品を含むブログ (74件) を見るパンドラVol.1 SIDEーB作者: 講談社BOX出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008…
新世界より (上)作者: 貴志祐介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/01/24メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 445回この商品を含むブログ (254件) を見る新世界より (下)作者: 貴志祐介出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/01/24メディア: 単行本購入: 4…
放課後の魔術師 (1)オーバーライト・ラヴ (角川スニーカー文庫)作者: 土屋つかさ,ふゆの春秋出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/09/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 120回この商品を含むブログ (65件) を見る 新人賞受賞作家一人…
短編集なので全体的な感想ではなく、一部の作品の感想を。どの作品かは書きませんが、失われた技術があったとして、そのことを理解せずに再現することはどの変のレベルまで可能なのかなあと思いました。たとえば自動車を作る技術があれば、設計図があれば飛…
輪環の魔導師〈4〉ハイヤードの竜使い (電撃文庫)作者: 渡瀬草一郎,碧風羽出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/10/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (52件) を見る 最近のライトノベルの傾向として「異性か…
二巡目の世界から、一巡目の世界に舞台が移っています。もしかしたら一冊で終わってしまうのかなと予想していたのですが、一応次巻まで続くようです。あまり真面目に考えてはいないのですが、世界の間で時系列が少しずれているのでパラドクスのようなものは…
とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/10/10メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 72回この商品を含むブログ (216件) を見る なんだかすごくまっとうな青春小説になってきました。初めは小さ…
目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/09/05メディア: 新書購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (136件) を見る あと少しで森作品を読めるのも終わりかと思うと寂しいですが、全部出てからもう一度…
草葉の陰で見つけたもの作者: 大田十折出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/06/20メディア: 単行本 クリック: 22回この商品を含むブログ (5件) を見る 面白かった。受賞作である表題作はとても軽く読める文体ですが、中身はしっかりと面白い。生首と少女の…