生き物系YouTuberを見ていると、いろんな人が横のつながりがあって、共演していることも多い。誰が最初だったかは忘れてしまったけど、お勧めに出てくる人を見ていたら、どんどん見る人が増えてしまった。彼らの動画は長くても20分ぐらいのものが多く、少し一休み、というときに楽しめてとてもいい。そんな中の一人であるホモサピさんの著作。
若いのにすごく生き物に詳しいな、と思っていたけれど、生い立ちを見てみると、確かに詳しくなるな、と納得。生き物系YouTuberの皆さんこんな感じなのだろうか。周りに、あまり生き物に執着する人がいなかったので、学校ではどんな雰囲気の子供だったのかは今一つ想像できていないとおもう。少しワイルドな子で、ザリガニを生で食べた、と言っていた同級生がいたけど、特に寄生虫に感染(?)したという話も聞かなかったので、そもそも嘘だったか運よく感染しなかったかのどちらかだろう。まあ、嘘の多い子だったので嘘だったのかもしれない。
そういう子が周りにいた経験があると(やや虚言癖があるとさらに)、本当に食べているのだろうか、との疑問を持つ人がいてもおかしくはない。ただ、虫を食べる人は結構たくさんいるし、あえて嘘をつき続けるほどのメリットもないのではないかと思うので、一応信用しながら見ている。
とにかく固有名詞が覚えられないので、生き物博士になるのは無理だったような気がするけど、若いころにYouTubeがあって、自分もまねできそうなら生き物系YouTuberを目指していたかも、と思うくらいには面白く見ている。実際は、なんだかんだで保守的なところがあるし、運がいいのか悪いのか、学校の勉強はあまり苦労をしなかったので、普通に進学していたと思うけど。皮膚が弱いので野外活動も制限されそうだし。と書いて思ったけど、幼いころからワイルドに生活していたら、もしかしたらアレルギー反応は今よりも弱かったかも。まあ、できなかったことを悔やむほどのことではない。生き物系YouTuberは、自分にはできないことをしてくれて、それを動画で追体験できるのはとてもいい。迷惑をかけて稼ぐYouTuberは消えてほしいけれど、まっとうに活動しているYouTuberはもっと稼げるようになってもいいかも。ホモサピさんはどうかわからないけど、結構稼いでいそうな人もそれなりにたくさんいて、生き物好きの子供たちが目指す目標になっているのかもしれない。後追いでは難しいところはあるけれど、もっと多くの生き物系YouTuberを見たいものだ。
動画でもクソクソ言っているので口癖なのだろうけど、聞いていても読んでいてもあまりいい気はしない。若者だし、そういうものかとも思うけど、成長に従って口調は改めてもいいのでは(あの口調のファンも多いだろう、とは思う)。コンテンツには直接関係ないのだけど、左手の薬指に指輪をしているので、既婚者なのか、と思った。毎回野食をしているわけではないと思うけど、痩せているので、普段の食事が気になっていた。奥様がいるということは、その辺の心配はしなくても良いようだ。
投げ銭は今のところしないつもりなので、あまり力にはなれていないけど、クラウドファンディングでタガメを守る環境を作りたい、との募集があれば参加するかもしれない。