2023-01-01から1年間の記事一覧

米澤穂信 黒牢城

黒牢城 (角川書店単行本) 作者:米澤 穂信 KADOKAWA Amazon 一部史実に基づいた話、なのかどうかは正直わからない。有岡城の戦いを舞台に、城主と、城主に囚われた黒田官兵衛の物語。全般的に教養と言われる知識が足らないのだけど、その中でも歴史に疎い。本…

 アンディ・ウィアー プロジェクト・ヘイル・メアリー

プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 作者:アンディ ウィアー 早川書房 Amazon プロジェクト・ヘイル・メアリー 下 作者:アンディ ウィアー 早川書房 Amazon よほど評価が高いのか、ずっとお勧めに上がっていた作品。感想を少し見てみたら、ネタバレになるの…

小川一水 ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

ツインスター・サイクロン・ランナウェイ (ハヤカワ文庫JA) 作者:小川 一水 早川書房 Amazon ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2 (ハヤカワ文庫JA) 作者:小川 一水 早川書房 Amazon 一冊でまとまっていると言えばそうだし、続きが期待できるともいえ…

デイヴ・グールソン、 藤原 多伽夫 サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」

サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」 作者:デイヴ・グールソン NHK出版 Amazon キンドルで買ったので、分量を意識しないまま読んだ。結構読んだかな、と思った時点でまだ50%いかないくらいだったので、結構多かったのだと思う。宍道湖の調査の本を読…

養老孟司 骸骨考

骸骨考:イタリア・ポルトガル・フランスを歩く 作者:養老 孟司 新潮社 Amazon 国ごとの死生観というか、肉体や死体に対する考え方について、養老さんが納骨堂などをめぐりながら考えたもの。やはり相当頭のよい方で、これだけの知識が詰まっているからこそ考…

西式豊  そして、よみがえる世界。

そして、よみがえる世界。 作者:西式 豊 早川書房 Amazon アガサ・クリスティ賞を受賞した作品。講評が比較的どの作品に対しても優しい。本作は、受賞したときの感想で、そのあと修正したかどうかはわからないけど、指摘されている点は確かにもっともだと感…

 デイビッド・イーグルマン、脳の地図を書き換える 神経科学の冒険 、ジェフ・ホーキンス、脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論 

脳の地図を書き換える 神経科学の冒険 作者:デイヴィッド イーグルマン 早川書房 Amazon 脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論 作者:ジェフ ホーキンス 早川書房 Amazon この2冊の感想をまとめて書いてしまうのは乱暴ではあるけれど、…

鈴木紀之 すごい進化

すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く (中公新書) 作者:鈴木 紀之 中央公論新社 Amazon 進化は魅力的なテーマであり、生活に心配がないほどの財産があれば研究してみたいことの一つだ。いまだ、いろんな説があることも面白い。これまで、進化とは生…

池澤真/津留崎優 異世界美少女受肉おじさんと

異世界美少女受肉おじさんと(1) (サイコミ×裏少年サンデーコミックス) 作者:池澤真,津留崎優 小学館 Amazon ファ美肉おじさんと自由人 Amazon ファ美肉おじさんと自由人 M・A・O Amazon アニメは原作に準拠していて、テンポのいい展開が再現されていて面…

山本健人 素晴らしい人体

すばらしい人体――あなたの体をめぐる知的冒険 作者:山本 健人 ダイヤモンド社 Amazon 素晴らしき人生、と掛けているのだろうか。ちょっとした豆知識が多く、知っていることも多かった。ただ、あいまいだった知識が補完されることも多く、ためになったし、文…

長谷敏司 プロトコル・オブ・ヒューマニティ

プロトコル・オブ・ヒューマニティ 作者:長谷 敏司 早川書房 Amazon とてもいい作品だった。人と機械の関係に迫るところと、人同士の関係を描いた作品で、いろいろと考えることが出てくる作品だ。 まだ介護をした経験はなく、身内も少し認知症がで始めたら、…

マーサ・ウェルズ マーダーボットダイアリー

マーダーボット・ダイアリー 上 (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ 東京創元社 Amazon マーダーボット・ダイアリー 下 (創元SF文庫) 作者:マーサ・ウェルズ 東京創元社 Amazon アマゾンのお勧めに上がってくるものの、なかなかフェアの対象にならない…

ヰ世界情緒 anima2

ヰ世界情緒 anima2不可解3(想)が良かったのでこちらも視聴。クラシックバレエの経験があるのか、手足の動きが伸びやかに感じた。衣装はかわいらしく、舞台も凝っていた。噴水の花とか、どういう設定になっているのだろう。時々手が服の膨らんでいる部分と…

本好きの下克上

最終巻を前にして、ここまでの感想も少し書いておく。小説家になろう時代から追っていたわけではないけど、単行本が出たらすぐに読み始めたので、比較的読んでいる期間は長いほうだと思う。当初はここまで続くとも予想しておらず、最終的には駆け足で本を作…

花譜 不可解3(想)

とてもよかった。セットリストなどはナタリーとかの記事を見てもらえばいいので書かないけど、よかった点をメインに書いていく。 ①歌がいい(当然と言えば当然) ②衣装がかわいい。ラインが光っているのが良い。 ③背景がいい。エレベータなどは使いまわしが…

森博嗣 君が見たのは誰の夢?

君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See? WWシリーズ (講談社タイガ) 作者:森博嗣 講談社 Amazon 森博嗣さんの刊行ペースもだいぶ落ちてきて、予定表の更新も遅れてきているので、サービス期間も終わりが近く、本当に引退(本…

ホモサピ 地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記

地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記 作者:ホモサピ KADOKAWA Amazon 生き物系YouTuberを見ていると、いろんな人が横のつながりがあって、共演していることも多い。誰が最初だったかは忘れてしまったけど、お勧めに出てくる人を見ていたら、どんどん…