池澤真/津留崎優 異世界美少女受肉おじさんと

 

 

 

アニメは原作に準拠していて、テンポのいい展開が再現されていて面白かった。なかなか想像するのが難しいところだけど、精神は肉体の影響を受けるのか問題が描かれている。多くの作品で、老化しない、または老化が遅い種族は生きた年月に対して精神面が幼いように描かれている。一方で、ゴブリンなど繁殖力が高く寿命が短い種族は、知性が足りないというよりは、成長する前に死んでいるようなイメージだ。やはり人間を基準に考える人が多い。例えば、寿命が短い生き物は、集団として一つの知性があり、記憶を引き継ぐ方法があってもいいのでは、と思うのだけど、どちらかと言うと草木の精霊がそんな感じで、動物でそういう表記はあまり見ない(もちろんあるだろうけど、読書の範囲にはないということ)。この場合、記憶を受けたほうは、すぐに精神が成熟するのだろうか。幼い状態でこれまでの経験の蓄積を受けるとなると、老化が遅い状態とあまり変わりはないはずだけど、イメージとしては記憶を受けた時点から大人びた考え、行動になる。おそらく、転生ものでは大人の意識が子供に入ることがあるので、その時の描写の影響を受けているのだろう。