2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

[読了] 池上永一 夏化粧

夏化粧作者: 池上永一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 島の産婆であるオバアはどんな子供でも安産に導ける名人だった。島の人間のほとんどはオバアに取り上げられ、オバアは慕われていた。その…

[読了]米澤穂信 犬はどこだ

犬はどこだ (ミステリ・フロンティア)作者: 米澤穂信出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/07/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (244件) を見る 体調を崩した元銀行員の紺屋。社会復帰までのつなぎとし…

[日記]

スペースシャトルの打ち上げ、成功して何よりです。ただ、耐熱タイルの剥離が見られたようで、心配ですね。後から文句を言うことはいくらでもできますが、失われたものは戻ってきません。乗員が無事帰還することを願います。

[読了]有川浩 海の底

海の底作者: 有川浩出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/06メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 115回この商品を含むブログ (235件) を見る 祭典が行われていた横須賀に怪物が現れた。それは、巨大な甲殻類。逃亡中に潜水艦に逃げ込んだ自衛隊隊…

[日記]

しばらく出張で本も読めなければネットもできません。暑い中、嫌ですね。

[読了] 長谷川昌史 ひかりのまち

夜だけが続く日黒期がある町、パラクタ。町の政治家の息子であるネリムは失踪した兄の件について疑問を持つ。そのこと学校に新たに赴任してきた医務員のディネ。ディネと共に日黒期の謎に迫るうち、ネリムは兄の失踪の真相へと近づいていく。 イラストレータ…

[読了]桜庭一樹 「荒野の恋」

荒野の恋〈第1部〉catch the tail (ファミ通文庫)作者: 桜庭一樹,ミギー出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2005/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 44回この商品を含むブログ (185件) を見る 12歳の少女、山之内荒野は通学中の電車でスカートを挟…

[読了]萩原麻里 そらのこども

そらのこども作者: 萩原麻里出版社/メーカー: ヒヨコ舎発売日: 2004/11/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (14件) を見る 雲を操り、人々の生活を手助けする雲練り。雲練りの伝説的人物と出会い、専門学校へ入学したジル。ほとんど誰も…

[読了]久美沙織 エマ

小説 エマ (1) (ファミ通文庫)作者: 久美沙織,森薫出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2005/03/22メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (79件) を見る 新人賞の総評などでかなり手厳しいことをおっしゃっていた記憶がある、久美沙織さん…

[読了] はやみねかおる 僕と先輩のマジカルライフ

良くも悪くも少年少女向けな作品でした。登場人物は大学生ですが、登場人物全体の年齢を5年ほど下げたイメージです。大人にしたほうが車やお酒などのツールが使えて動かしやすいのかもしれません。子供のころに読みたかったですね。ところで河童のカータンっ…

[日記]

-東京おもちゃショーでドラえもんの、ラジコン(?)が紹介されていました。漫画よりも大きなプロペラで、飛んでいる際、本体が回転していました。タケコプタが実際に回転の力で飛んでいるのなら首がねじ切れてしまうでしょうね。きっと違うメカニズムで飛ん…

[読了]うえお久光 「シフト」

シフト ―世界はクリアを待っている―作者: うえお久光出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/07/10メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (53件) を見る 現実世界に平行して存在する異世界。眠ることでそちらの世界に「シフト」する…

[日記]

万博で売られていたお菓子にアレルギィ物質が含まれていたそうです。もちろん親は子の体質を理解していたでしょうし、記載されているものを注意深く見ていたのではないかと想像します。万博には興味はありませんが、楽しみの場として向かった先で体調を崩し…

[読了] 斎藤美奈子「誤読日記」

170数冊の売れ筋(実際に売れている)の本に関する斎藤美奈子さんの書評。斉藤美奈子さんのこれまでの著作はちょっと毒があるものの的を射た突っ込みのようで、楽しく読めました。でも、これを読んで思ったことは、この人は本当に本がすきなのだろうか、とい…

[読了]小林めぐみ 星屑エンプレス ぼくがペットになった理由

星屑エンプレス ぼくがペットになった理由 (富士見ミステリー文庫)作者: 小林めぐみ,ぽぽるちゃ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2005/07/08メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (40件) を見る 食卓にビールをの続編が出るのかと思えば新シ…

[読了] デヴィッド・ハンドラー「真夜中のミュージシャン」

真夜中のミュージシャン (講談社文庫)作者: デイヴィッドハンドラー,河野万里子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1990/03メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る かつて一世を風靡した作家で、時代の寵児といわれたホーギー。しかし…

[読了]ダンブラウン デセプションポイント

デセプション・ポイント 上作者: ダン・ブラウン,西口司郎,越前敏弥出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 134回この商品を含むブログ (92件) を見る 天使と悪魔、ダヴィンチ・コードに続く日本第三弾の作品。大…

 三雲岳斗 アスラクライン

アスラクライン (電撃文庫)作者: 三雲岳斗,和狸ナオ出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/07メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 42回この商品を含むブログ (110件) を見る ごく普通の高校生である夏目智春。彼が他と違うのは幽霊がついていること…

 桜坂洋 スラムオンライン

スラムオンライン (ハヤカワ文庫 JA (800))作者: 桜坂洋,toi8出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2005/06/09メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 126回この商品を含むブログ (284件) を見る 今より少しネットワークが発達した社会。坂上悦郎はゲーム中毒寸前の…

 西加奈子「さくら」

さくら作者: 西加奈子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/02/23メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 75回この商品を含むブログ (239件) を見る 何でもできてかっこいい兄と(わがままで頑固だけど)かわいい妹を持つ「僕」。その優秀な兄は事故に巻き込ま…

 伊坂幸太郎「死神の精度」

死神の精度作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/06/28メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 148回この商品を含むブログ (657件) を見る 人間社会には死神が紛れ込んでいる。それのかなりの数が(あらすじこれだけ?)。…

 加藤実秋 「インディゴの夜」

インディゴの夜 (ミステリ・フロンティア)作者: 加藤実秋出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2005/03/01メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (65件) を見る 女性ライタの高原晶が編集中に漏らした一言からできてしまったホストクラブ「イ…

 蓮爾責任編集 full colour comic & art book 「Robot ロボット」Vol.3

村田蓮爾責任編集 「robot」 vol.3作者: 村田蓮爾,浅田弘幸,安倍吉俊,YUG,三浦?冬,MIGGY,長澤真,帝国少年,小林治出版社/メーカー: ワニマガジン社発売日: 2005/07/08メディア: 大型本購入: 3人 クリック: 35回この商品を含むブログ (25件) を見る ほとんどイ…

 矢崎在美 ぶたぶたの食卓

ぶたぶたの食卓 (光文社文庫)作者: 矢崎存美出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/07/12メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 16回この商品を含むブログ (44件) を見る 動くぬいぐるみ。でも中身はおじさんである山崎ぶたぶた。愛らしい外見と中身のギャップに…

GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神―

GOSICKs ―ゴシックエス・春来たる死神― (富士見ミステリー文庫)作者: 桜庭一樹,武田日向出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2005/07/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 61回この商品を含むブログ (136件) を見る 桜庭一樹のGosickシリーズ短編集。西欧に…

おうちでごはん 1 (バンブー・コミックス)作者: スズキユカ出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2005/05/27メディア: コミック購入: 5人 クリック: 15回この商品を含むブログ (62件) を見る 同じ日記を続けてアップしてしまいました。鈍くさいです。というわけで…

松田朱夏「ハイブリッドソウル」

ハイブリッド・ソウル そして、光の中を (富士見ミステリー文庫)作者: 松田朱夏,睦月そあ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2005/07/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (12件) を見る 昔から富士見文庫のファンなのでなんとなく新しい作家さんを見かけ…

米澤穂信「クドリャフカの順番」

「氷菓」、「愚者のエンドロール」に続く第三弾。主人公の折木奉太郎が所属する古典部では文化祭で販売するため文集を作成した。その過程で起きた手違いを解決するために文化祭で奔走する古典部のメンバたち。その一方で学内では連続盗難事件が発生。古典部…