三雲岳斗 アスラクライン 11巻

アスラクライン〈11〉めぐりあい異世界 (電撃文庫)
 二巡目の世界から、一巡目の世界に舞台が移っています。もしかしたら一冊で終わってしまうのかなと予想していたのですが、一応次巻まで続くようです。あまり真面目に考えてはいないのですが、世界の間で時系列が少しずれているのでパラドクスのようなものはないのかな、と少しだけ思っています。世界が変わったとき移動する人物により時間のずれがあったのですが、それにしてもちょっと都合が良すぎるかなとか思ったり、その割には登場人物が鈍すぎるかなとか、気になる点はあるものの気軽に読む分には些事なのかもしれません。これはまだまだ続きそうです。後5冊ぐらいで完結してくれたらいいのに、と思います。