海原 零 銀盤カレイドスコープ
部屋の本を整理していたら出てきました。6巻から引越しのときに片付けてしまって読んでいなかったので読みましたが、結構話を覚えているものです。こういった続き物って出来るだけその時期に読みたい気持ちもあるし、まとめて読まないと細かい部分を忘れてしまってもったいないと思うのですが、今回はタイミングも良かったかも。TVでフィギュアスケートをしていても、今ひとつすごさがわからないのですがこの作品は細かいところまで解説(描写)があるのでとてもいい。
作者も書いていますが、終盤はこれでもかといわんばかりの技術のインフレーションが起きてしまっているのでちょうど終わるタイミングとしては良かったのかもしれません。新しいシリーズの薔薇色にチェリースカは合わなかったので購入していませんが、この銀盤カレイドスコープは読み応えもあって良いと思います。
この本を読み終わってから実際の演技を見てもそれほどすごさはわからなかったのですが、なんとなくわかった気になれるのも面白いです。