伊坂幸太郎「死神の精度」

死神の精度

死神の精度





人間社会には死神が紛れ込んでいる。それのかなりの数が(あらすじこれだけ?)。クールな会話は相変わらずの伊坂節で楽しめます。ただ、何千年も前から死神を続けているのにこのものの知らなさはなぜ?おそらく日本担当なのですよね?それとも今だけなのでしょうか。それでも十分に楽しめますが、既刊と比較すると「重力ピエロ」や「陽気なギャングが地球を回す」の方が個人的にはお気に入りです。