松田朱夏「ハイブリッドソウル」




昔から富士見文庫のファンなのでなんとなく新しい作家さんを見かけたら買ってしまいます。で、あとがきから読んでしまったのですが、どうやらある程度経験のある作家さんのようで、はずれは無いだろうと読み始めたのですが、いやはや・・・。あらすじを書く気にもなれないのですが、ちょっとだけ書きますと主人公が表具師なのです。それが生かされている部分が、掛け軸うんぬんという所ぐらいしか感じられません。あとがきにも書いてありましたが書けばいいって物でもないのでは。読むのにやたらと時間がかかりました。心理的抵抗でしょうか。読んでいる最中でまさか・・・と思いましたがやってくれました。金髪碧眼、超絶美形。まったくイラストに頼った描写です。はぁ。これを14歳の中学生が書いたというのならまだわかるのですが・・・。