- 作者: デイヴィッドハンドラー,河野万里子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/03
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
かつて一世を風靡した作家で、時代の寵児といわれたホーギー。しかし2作目以降ぱっとせず、ゴーストライタを勤めることに。対象はかつてのロックスター。彼の自叙伝を書くため取材を開始したホーギーは何者かの妨害を受ける。それは誰なのか、その理由は?
ホーギーシリーズ。フィッツジェラルドを目指した男の続編です。しゃれた会話が光ります。とはいえこの作品ではまだ今ひとつな気もしました。次作以降どんどんその輝きは増します。絶版だそうでしばらく古本屋を回っていたのですが、ようやく発見。フィッツ〜を先に読んでいてよかったかもしれません。フィッツ〜を読んだときはバセットハウンドがどのような種類かわからず、もう少し大きい犬をイメージしていました。その後検索してどのような犬かはわかったのですが、どうも当初のイメージが抜けません。でも、ルル、かわいいです。このシリーズは全作読むつもりです。