ヤマグチノボル ゼロの使い魔 8

今回はタバサやキュルケの出番が殆どなくて残念です。才人の夢でタバサが出てきましたが、あんなに自分に都合の良い夢が見られるのもある種の才能ではないかと思います。死に掛けた状態から回復する過程にあったので自分のもっとも望むものが見えたのでしょうか。
著者が胸に思い入れがあるのかわかりませんが、今回は胸の大きなエルフ(正確には少し違います)が登場します。この世界ではどうかわかりませんが、エルフは長生種の場合が多いですし、彼女は見た目以上に年をとっているのかもしれません。まあ、見た目が変わらなければ精神もそれほど早くは成長しないのかもしれませんが(まるしーアナン)。
ガンダールヴのほかにも伝説の使い魔が存在するらしく、今回の一件でもしかすると属性が変わりうる可能性もあることが明らかになりました。とぼけた剣のガンダールヴ はまだいろんなことを隠しているのでしょう。都合のいいときに思い出すなんて、なんと便利なキャラクタだと思っていましたがだんだん慣れてきました。使い魔がそろうまであとどれくらいかかるでしょうか。登場しすぎたキャラクタを扱いきれていない(ものすごい長編になるのなら別)ような気がしているのですが、はてさて、今後はどのようになるのか。
あと、同封してあった宣伝の紙でアニメの一場面が載っていましたが、アニメになるとあれほど絵柄が変わるのか、と思います。正直に言えば、ものすごい劣化ではないかと。まあ、イラストとアニメでは作画にかけられる時間が違うでしょうし、一概にどちらが良いとも言えないかもしれませんが、この一画面を見る限り見たくない番組になりそうです(アニメはここ何年かの中で蟲師以外殆ど見ていませんが)。