巨大生物解剖図鑑

巨大生物解剖図鑑 (SPACE SHOWER BOOKs)

巨大生物解剖図鑑 (SPACE SHOWER BOOKs)

その動物に興味があったとしても、実際に内臓がどのようになっているのかとか筋肉がどのようになっているかとか、中身について知りたいと思う人はどれくらいいるだろうか。この本では、普段見ることがないであろう巨大動物を解剖した際の、写真や文章が記録されている。具体的には、クジラや象、大型のワニなどだ。内容の大元は、アメリカ(要確認)の番組で、解剖学者や動物学者などが大型動物を解剖し、機能を確認するとともに解説する番組だ。司会は、有名なキャスタのようで、それを文章に起こしたものを、さらに日本語に翻訳しているのがこの本だ。ほかの人の評価では、さすがモノを伝えるのが仕事のひとだ、と称賛されているが、文章があまり多いわけでもなく、特別文章が優れているとの印象はない。一応図鑑なので、ゆっくり読んでゆっくりと理解すればよいかと思う。文章量が少ないということは、よくまとまっていることの表れかもしれないが、情報が不足していてもわからないので何とも言い難い。いい意味でも悪い意味でも図鑑であり、内容の深さは、そこそこその動物に興味を持っていれば知っていることがほとんどだろうけど、図解されているのでわかりやすい。価格に見合う内容か、と言われると難しい。小学生のころ、この本が本棚にあれば喜んで読んだだろう。中学生でも、高校生でも、うーん、やっぱり今でも、ただそこにあれば喜んで読むか。人に勧めるかというと、相手がこういった内容を好むかどうか、よく知っている相手なら勧めるかもしれない。その人が一人目ならば、自分が買ったこの本をあげるかもしれない。写真は、もっときれいなものが撮れるはずだ。動画のキャプチャ画面のようで、近年のレベルとは言い難く、大きい版で出版した意味が減少している。そこははっきりとマイナス評価でもいいと思う。もともとはテレビ番組で、少し検索すればYouTubeで見ることができるものもあった。象のときの番組を見たけど、動画の方が印象は強い。最近のYou Tubeは字幕を出すことができるので、見るだけでも十分かもしれない。