［読了］日日日 狂乱家族日記

狂乱家族日記弐さつめ (ファミ通文庫)

狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)

　破壊神、閻禍の子孫である可能性がある子供たちを集めて作った家族。その目的は、家族に親愛の情を持たせ、この世界もいいものだと思わせるため。この集まった家族の中に閻禍の子孫はいるのか？そして世界の滅亡を防ぐことができるのか・・・。
　日日日の文章にもだいぶ慣れてきましたが、まだ文章だけを見てわかるほどではありません。連続して発刊されたので以前の設定を覚えていられました。子供たちそれぞれは個性的で、他のキャラに喰われることが無いようにするのが大変です。どたばたコメディですね。今回出番が少なかった子供たちは次巻以降活躍の場があるのでしょうか。日日日が最終話を見据えて小説を書く作家なのかどうかはわかりませんが、どう話にけりをつけるのかも楽しみです。ただ、「〜テディベア」を読む限りでは書きながらストーリィ展開が変わっていくタイプに思えます。このペースで書くことができるのも素晴らしい才能かと。飽きるまでは追い続けたい作家です。もちろん飽きないことを願っています。