[日記]

 漫画が非常につまらない(と個人的に感じる)作品を次々と連載(発表)しているのに対して小説は敷居が高いのではないでしょうか。その媒体にかかわる人材が多ければ多いほど有能な表現者が現れると、うぶ(にすいに中)方丁さんが言っていたと思います。それは、まさに至言。ブログから出版されるものが増えているのは、目新しさもあるでしょうが、ブログという媒体(というか表現方法でしょうか)を得た一部の才能ある人たちが突出してきたからだと思います。最近はウェブ上に発表された作品が出版される機会も少しずつ増えてきているかもしれません。インタネット人口がどれほど多くなったといってもまだ紙媒体の力は大きいのではないでしょうか。レガシィは強い、ということですね。あまりひどい作品は読みたくは無いものの、小説界全般のレベルが上がることに問題はありませんね。今後どうなっていくのでしょうか。
 漫画と小説の違いですが、ベストセラになっている漫画はある程度面白いのに対してベストセラの小説はそれほどではないことがあるように思えます(小説読みの目が厳しいからかもしれません)。映画の原作になったから、有名人の推薦が帯に書かれていたから、著者が見目麗しいから(本人のせいではありませんが)など、内容以上のファクタが多いからかもしれません。見目麗しい漫画家とは誰がいるでしょうか。もちろん表に出てこないだけでたくさんいるでしょうし、小説家のほうが詳しいからだと思いますが、とっさには一条ゆかりさんぐらいしか思い浮かびませんが。