文体が古いわけでもなく、内容が古いわけでもないので理由は良くわからないのですが、少し前の
ライトノベルのような印象を受ける作品です。
異世界から美少女がやってきて、あちらの世界では身分が高く、気位が高い割りに気安く話してくる人間にときめいてしまう。それは自分では認めたがらない。どきどき。ライバル登場。実は悪くない娘。人間は
異世界から来たものにとっては間抜けに見えるが優秀で、多々出し抜かれてしまう。設定だけで言えば今でもいろんな
ライトノベルで出てくるでしょうし、おかしいとも思わないのですが昔の
ライトノベルみたいな印象なのはなぜでしょうか。たぶん学園ものとかを書けばもっと顕著に特長が出るでしょう。気のせいかもしれません。内容は特に可もなく不可もなくで、読む本が不足したときのために買うかもしれません。