- 作者: 雪乃紗衣,由羅カイリ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2007/10/28
- メディア: 文庫
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ほとんどが美形の登場人物で、最近はあまりそういった表現はないものの秀麗も十人並みの容姿とあります。それでもイラストになればあれだけかわいらしく描かれるのでもしかしたら少々頭の中で修正が必要かもしれません。短編集の一話目では超然としている黄奇人ですが、別の物語ではこれでもかといわんばかりにかわいらしく描かれています。綺麗な顔を持って生まれることは望んでいなかったことだとしてもそれを維持するためには結構努力が必要だと思われ、きっと維持するためにいろいろしているのでしょう。そう考えた理由は本文中にあります。
まあ、とにかくこの巻は黎深の奇行観察大会なのでそれを楽しめば良いかと思います。お金持ちで能力があったらどこか落ちをつけたくなるのかもしれません。それにしても絳攸があんな拾われ方をしていたとは。そのころは素直でかわいかったんですね。