上月 雨音 SHI-NO支倉志乃の敗北

SHI‐NO―シノ‐支倉志乃の敗北 (富士見ミステリー文庫)

第二部が始まりました。これまでと変化をつけたみたいですが、以前は違ったのかなと逆に思ってしまうような点ばかりでいまひとつ入り込むことができません。結構惰性で読んでいる部分があって、経験的にはシリーズを3冊以上読んでしまうとそうなってしまいます。もちろん面白いと思ったから何冊も読んでいるのですが、次第に感性が合わなくなってくるとどこでやめたらいいのやらとか思ってしまいます。
このシリーズはちょっと微妙なのですが、まあ、もう少し第二部の様子を見てみようと思います。
部屋中が血で満たされていた時点で少しおかしいなとは思うのですが、頭蓋骨を踏み砕いたりしているのでどこまでが狙った描写なのかどこからが勘違いなのか良くわかりません。いい大人の頭蓋骨をなたで一撃で切れる(割れる)のなら結構な腕の持ち主ではないかと思います。多くの読者が予想している(であろう)結果になるのか、どんでん返しがあるのか。それだけが今の興味です。