- 作者: 野梨原花南,宮城とおこ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 文庫
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美人な人が自分の美しさをあまり自覚しないなんてことがどれくらいあるのだろうか、と思ってしまいます。自覚していてもあまりそれを表に出さないことはあるかもしれませんが、全く気がつかないと言うのに違和感があります。匿名ダイアリで以前「磨き方(研鑽)が足りないだけで、ほとんどがある程度の容姿を持っている」とありました。もちろん多少の差は誰にでもあるでしょうし、時々図抜けて容姿が優れている人もいます。それは、生まれ持ったものもあるでしょうし、磨いた部分もあるでしょう。そんな特別な人を除けば確かにほとんどは似たり寄ったりなのかもしれません。秋せつらレベルとは言わなくても、ぼーっとするほどの容姿にはまだめぐり合ったこともありませんし。
魔王と魔法使いがいろんな世界を旅する物語ですが、いろんな世界を回っていくと言う設定は話を作りやすいし、もともとコミカルな会話や話のまとめ方は上手なひとなので、今後も楽しみにしたいと思います。魔法の無い世界とか、科学と言う魔法が氾濫している世界とか出てきそう。