小池田マヤ CGH!
CGH! 1―Cactus go to Heaven! (Feelコミックス)
- 作者: 小池田マヤ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2005/06/25
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CGH! 2―Cactus go to Heaven! (Feelコミックス)
- 作者: 小池田マヤ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/06/08
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CGH! 3―Cactus go to Heaven! (Feelコミックス)
- 作者: 小池田マヤ
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CGH! 4―Cactus,go to heaven! (Feelコミックス)
- 作者: 小池田マヤ
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2008/04/08
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- 作者: 小池田マヤ
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主人公は男装の麗人、というわけではないのですが背が高く、一見男性に見える女性で、幼い頃にこの先長くないと医者に告げられます。いつ死んでしまうかわからない状況で、それでも強く生きている姿が美しい。と、文章にしてしまうと単純すぎて嫌になってしまいますが、全5巻という短い中に描かれた彼女と幼馴染(結婚相手でもある)の生き方が格好良い。
ひとはいつ死ぬかわからない。でも、それを実感している人は少ないのではないかと思う。毎日を生きるのがしんどいと思っている人でも、自分が明日死ぬと思っている人は(自死を考えている人でなければ)いないのではないでしょうか。毎日、生きていることが奇跡とも言える。それは少し信仰にかかわるところかもしれないけど。この作品を見て、もっと毎日を真剣に生きたほうが楽しいだろうし、充実するのだろうとは思うのですが、なかなかそうは行かない。そして、だからこそフィクションであってもこういった作品に感動することが出来るとも思います。「運命のひと」が好きな作者が好ましい。残念ながら「運命のひと」はいなかったけど、いたら素敵だっただろうなと思うことが出来る。漫画であれ小説であれ、他人の人生に一喜一憂できるのもフィクションの素敵なところだと思う。