鎌池和馬 とある魔術の禁書目録 11巻

 イタリア旅行編です。イタリアに行ったはずなのに殆どは敵さんの作った船の中だったり海上だったりします。ちょっと味付けを変えるために舞台を変えたのかもしれませんが、その効果は今ひとつ。これまで敵として登場した人たちに動きがあって、なんとなく終盤に差し掛かろうとしているような印象を受けます。敵のキャラクタとしては建宮が良いです。イラストで見る限りどこが剣の腹の部分なのかがよくわかりません。らせん状になっていて、エッジの部分はどこでも切れるのかと思っていたのですが実はジグザグな剣なのでしょうか。