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[読了]鎌池和馬 とある魔術の禁書目録 8巻
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2006/01/10
- メディア: 文庫
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釘を転送して相手を傷つける、という技が出てくるのですが、ただ単に埋まっただけでは痛いと思うものの、表面だけならたいした損傷ではないような気もします。また、致命的な部分に埋め込まれたならそれはそれで動けなくなるでしょうし。
転移能力を持つ人は11次元を解析しなければいけないようですが、その根拠は今後少しでも示されるのでしょうか。適当に多次元に設定しただけのような気もします。ただ単に空間を縮めるのなら4次元でかまわないような気もしますし。
跳躍を繰り返して高速移動するのは菊地秀行さんの魔界都市ハンタで出てきた技ですが、異能力の多くははあのシリーズで登場してしまったような気もします。小さい頃に読んだので印象が強いだけでしょうか。そういえば科学と魔力の拮抗という意味でもあのシリーズに類似しているかもしれません。批判しているのではなくて、ただそう感じたというだけの話。設定が同じとか似ているとかは読んでいて思い出すことはあってもあまり気になりません。設定だけが大事なのではなく、そこに登場する人がどんな考えを持って動くのかとかの方が気になります。