- 作者: 吉川英梨
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2008/04/09
- メディア: 単行本
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ポジティブと言えばいいのかもしれませんがあまりにも自分勝手な判断にちょっと共感しにくいところもありました。自分本位ではないのですが、都合の良い判断をしすぎているような気がしてしまって。
あと、事故で大ケガをする女性が登場して、物語としては必須の存在でしたが、果たして必要だったのか、と感じました。もちろん現実には不幸な人も事故にあう人もいるわけですが、物語の中で用意されてしまうと、対照としての不幸な存在でしかないような彼女がかわいそうに思えて(それも作者の狙いなのかもしれませんが)あまり楽しめませんでした。最近はこういった作品が好まれるのかな、と思ったぐらいです。