ヤマグチ ノボル ゼロの使い魔外伝 タバサの冒険

王女を懲らしめるのがわかってしまっているためか、タバサがいじめられていてもいずれは仕返しするのだなとか思いながら読んでしまいます。話のねたを考える苦労は短編も長編もあまり変わらないとあとがきにあって、確かにそうだろうなあと思うのですが読者からするとものすごく鋭い短編だと思える作品は(読解力不足は否めませんが)少なくて、話の長さとしてこれ以上伸びると冗長になるなと思う作品が多い。長編を短編のつながったものだと考える(というかそういう形式にする人)の短編という印象でした。ところでミノタウルスの話はどこかで読んだことがある話のような気がするのですが、思い出せません。ラグナロクだったような気もするのですが…。