パラサイトムーン1-4巻

現実世界とは別の世界には神群とよばれる存在がいて、さまざまな世界、パラレルワールドを旅している。神群は人を始めとする地球上の生き物に対する意図はまるで無いが、神群に影響された人は不思議な能力を持つ。人と少し異なる能力を持った人たちはキャラバンと名付けた能力者の組織を作ったが、内部での権力抗争から組織は分裂し、数少ない能力者の中でも争いは絶えない。
あらすじと言うよりも設定もしくは背景でしょうか。簡単にメモとして書きました。特殊な能力を望まないにもかかわらず得てしまった人たちが主人公ですが、巻によって主人公が代わります。それでも、同じ場面で交差するところがあったり、違う視点からみた同じものを描いているところがあったり、なかなか好きな構成です。伏線の回収や物語の進め方が上手いのは「空の鐘〜」でわかっているので今後どのように展開していくのかがとても楽しみです。