西尾維新 刀語 5巻 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ)

刀語 第五話 賊刀・鎧(ゾクトウ・ヨロイ) (講談社BOX)

とがめが面白くなってきました。毎回毎回少し変なところを披露してきたとがめですが、頭が良いという設定なのでもしかしたらわかっていてやっているのかも、と思っていましたが、さて、実際はどこまで頭がいいのでしょうか。実は適当に考えた策が奇策として通用してきただけだったら面白いのですが。
これまで何ヶ月かためてきた「ちぇりお」が解禁されました(へんな表現ですが)。この場面は面白かったし、イラストも良かった。順当に進んでいる物語ですが、この先刀が一本ずつ集まるかどうかわからなくなって来ました。
と、書いたもののそれぞれの月でタイトルだけは決まっているので一本ずつ登場するとは思います。
刀語はライトノベルと言うには値段がちょっと高めなことと、忍者などの対決が一昔前の伝奇小説に似た雰囲気があるので「軽伝奇小説」と表現したい作品です。他に「軽伝奇小説」と言いたくなるような作品はあったかな、と少し考えましたが思いつかないので今回はこのあたりで。