橋本和也 世界平和は一家団欒のあとに

世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫)
 電撃小説大賞の作品です。世界を危機から守ることが宿命付けられた一家の話。家族それぞれが超常能力を持つのですが、この家族がさらに家族を持ってしまったらどうなるんだろう、とか思ってしまいました。とっぴな設定なのでそれに応じた読み方をしましたが、まあ、電撃文庫なのでこれでもいいのではないかと思える内容です。ヒロインが今ひとつ活躍できていないのでもしかしたら続編があるのかもしれません。家族もそれぞれがものすごい能力を持つのでまだそれぞれのキャラクタを紹介し切れていない印象もあります。次回作を読むかどうかはちょっと保留。もしこの作品の続きだったら多分読まないと思います。